高所作業とは?高所作業の種類から仕事の幅が広がる資格をご紹介!  

皆さんこんにちは。長野県上田市を拠点に、県内全域で足場工事や仮設工事などを手がけている株式会社ANZENです。


人気の資格の一つに挙げられるのが、「高所作業」。

というのも、資格をとっておくとできる仕事のバリエーションが広がります。

今回は高所作業の種類や、資格をもっているとできる仕事を紹介します!

すでに資格を持っている方も、ぜひあらためてご一読くださいね。




■高所作業とはどんな作業? 



高所作業は「2m以上の高さで行う作業」のことを意味します。

なぜ2mか、というのは労働安全衛生法に基づき、この高さ以上で作業を行う場合には、安全措置を取らなければならないから。2mも1.5mもたいして変わらない……と思うのは間違いで、2m以上の高さになると、きちんと安全措置をとっていないと事故につながる可能性も高くなるので法律で線引きがされています。


そもそも建設・土木業界において、足場の上で働くのは日常茶飯事といっていいほど。管理者側の視点になりますが、高所作業では労働安全衛生法の規定に合わせて現場環境を整え、作業員を指導する必要があるのです。

また作業員にとっても事故防止と安全対策のため、高所作業に従事する場合は、特別教育の受講が義務となっています。


ちなみに18歳未満は労働基準法により、高所作業はNGです。




■高所作業を行う仕事とは? 実はこんなにバリエーションがあるんです


高所作業とひと口に言っても、さまざまな種類があります。意外と仕事内容が変わってくるので、要チェックですよ。



・足場を使った建設工事や解体工事

建設現場で躯体を立ち上げることや、外壁工事やリノベーションといった作業は、必然的に高所作業となり、足場が登場します。

足場を組むプロフェッショナルである「足場鳶」が鋼管やスチール製の足場を搬入し組み上げ、各種職人がその上で作業をします。

高所、といっても現場が住宅レベルか、商業施設かで、足場を組む高さはまったく異なります。



・天井内の点検業務

室内でも脚立などを使って、天井のチェックをすることがあります。また空調・給排水設備や電気工事の場合は、天井についている点検口から天井内へ潜ることも。この時に発生する足場作業も、高所作業の一環です。



・高層ビルの窓の清掃業務

街中ではオフィスビルでゴンドラに乗った作業員が、窓を清掃する様子を見かけることがあるでしょう。高いビルで屋外の窓を清掃するために高所作業は欠かせません。



・屋外設備の保守点検

街中にも電波塔や風力発電用の風車といった屋外設備があります。これらの点検を行うためには、適切な足場を選んで作業に従事しなければなりません。したがって高所作業車や建設用の足場などが利用されます。


ほかにも高架道路や橋などのメンテナンス業務など、さまざまな場面で高所作業は発生します。




■高所作業に関する資格にはどんなものがある? その種類を紹介します!



高所作業をする上で取っておくと便利であったり必要とされる資格はさまざま。名目は「講習」や「教育」と銘打たれていますが、実質的には資格と考えて差し支えありません。高所作業に必要な講習を紹介します。



・フルハーネス特別教育

高所作業において、墜落事故防止などの器具を正しく使用するための教育です。2019年2月より、一定条件で高所作業をする際は、従来の安全帯ではなくフルハーネス型の墜落制止用器具の着用が義務化されました。


安全帯には胴ベルト型と、上半身全体を覆うハーネス型の2種類があります。胴ベルト型は、墜落した時の衝撃で腰部骨折や内臓破裂、胸部圧迫の危険性が指摘されてきました。


一方でフルハーネス型は、肩・腰・腿で身体を支えるため、万が一落下の衝撃を受けてもリスクが分散されます。加えて、構造的にハーネスがすっぽりと抜ける可能性も大幅に軽減。宙吊り状態になっても1点に荷重が集中せずに直立に近い姿勢を取れるので、救助する側も迅速に対処ができるというものです。


「フルハーネス特別教育」には、学科と実技があります。学科では、作業に関する知識、墜落制止用器具に関する知識、労働災害の防止に関する知識、関係法令を受講し、実技では、墜落制止用器具のフルハーネスの装着方法や、ランヤードの取り付け設備といった装着方法・点検・整備を学びます。



・ロープ高所作業特別教育

足場が使えない現場でロープにぶら下がりながら高所作業を行うために、必要な知識を得る教育です。

実際にロープ高所作業においては、ロープの切断が起こったりほどけたり、体を保持していた器具が外れるといった理由で、墜落事故が発生しています。

事故を未然に防ぐためにも、ロープ高所作業を行う場合は事前にこの教育を受講する必要があります。



・高所作業車運転特別教育

高所作業車の運転知識を得る教育です。

作業床の高さが10m未満の高所作業車を操作するには、「高所作業車運転特別教育」を修了することが義務付けられています。


「高所作業車」とは、高所における工事、点検、補修などの作業に使用される機械のこと。屈折ブーム型高所作業車や垂直昇降型高所作業車、伸縮ブーム型高所作業車などが代表的です。

作業床が昇降装置などで上昇・下降等をする設備のうち、動力を用い、かつ不特定の場所に自走できるのが特徴です。



・高所作業車運転技能講習

「高所作業車運転特別教育」と同じく、高所作業車の運転知識を習得するための講習です。何が違うかというと、「作業床の高さ」。「高所作業車運転特別教育」は作業床の高さが10m未満でしたが、この「高所作業車運転技能講習」は作業床が10m以上の高所作業車を操作する場合に受講が義務付けられているものです。

大は小を兼ねる、ではありませんが、この資格を取得すると、10m未満の高所作業車も操作できます。




■ANZENは豊富な支援で足場職人への道を応援します!



これらの資格を取得するには、当然ながら受講費用がかかります。しかしANZENでは「フルハーネス特別教育」や、高所作業車など足場工事に必要な資格は、全額会社負担で取得できます!


ほかにもキャリアアップのために役立つ資格はいろいろあり、それらをざっと合計するとなんと63万円強。ANZENでは有資格者制度を導入しているため、全額会社負担しています。

https://www.anzen-support.jp/blog/category3/139561


また「足場の組立て等の業務に係る特別教育講師養成講座」「フルハーネス型安全帯使用作業特別教育」は、入社後すぐに受講してもらいます。

事故のないように業務をこなすための基礎を学べる体制を取っておりますので、ご安心ください!

こうした資格をすでにお持ちの経験者も大歓迎。せっかくこれまで築かれたキャリアを、ANZENで花開かせてみませんか?


長野県上田市の株式会社ANZENでは、随時求人募集を行っています。福利厚生も充実しており、しっかりと休みが取れ、社員1人1人が働きやすい環境を整えているのが弊社の強み。

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