鳶職人や足場屋は年を取ったら働けない?現場の年齢制限やおすすめの転職先を紹介!


皆さんこんにちは。長野県上田市を拠点に、県内全域で足場工事や仮設工事などを手がけている株式会社ANZENです。


鳶職人や足場屋は体が資本! 

ただし年を取って、体力が衰えても仕事を続けることができるのだろうか……という疑問をお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか。


高所で危険を伴うこともある足場の仕事は、いったい何歳までできるのか?

別の仕事に就くことはできるのか? 法律的な年齢制限は設けられているのか?

今回は、鳶職人や足場屋のセカンドキャリアなどについてご紹介します。




■そもそも鳶職人・足場屋に定年はあるの?


いまや人生100年時代。平均寿命が伸び、100歳まで生きるのが当たり前になる時代はすぐそこまできています。

国も雇用・労働に関して人生100年時代をテーマに、若者から高齢者まですべての年代に活躍の場があることを課題として掲げていますが、体力が必須とされる鳶職人や足場屋はどうなのでしょう?


まず法律的な枠組みから言えば、高所作業に関する年齢の上限は設けられておりません。

下限については制限があり18歳未満は高所作業が禁止されているものの、上限はないので、何歳になっても鳶職人として働くことができます。

実際に60代でも鳶職人として活躍している人は大勢います。

ただし全員が、実際に若い時と同じように体を動かして働けるか、というのは別問題。


やはり年を重ねるごとに体は衰えるものですし、集中力や瞬発力を必要とする高所作業を若い頃と同じようにこなすことができるのか、という問題もあります。


法律的な制限はないものの、大手ゼネコンの現場では、高血圧・低血圧など持病がある人に作業をさせてはいけないなど、ルールを設けていることもあります。

50歳以上の作業員は転落するケースが多いとも言われており、加齢による衰えを実感するようになったら、若い時と同じように無理を押して現場で働くのは控えたほうがよいでしょう。

雇用主からさりげなく退職や転職を勧められるケースもあるかもしれません。




■年齢・経験ごとに仕事内容はどう変化する?



では、年齢や経験に応じて鳶職人の仕事内容は、どのように変化していくものなのでしょう? 一般的なケースを紹介します。


・20代までは活躍に向けて力をためる助走期間

ご紹介したように18歳になるまで高所作業ができないため、18歳未満の鳶職人は地上で足場組立ての補助作業や、資材の運搬といった仕事に従事します。高所作業はできないものの、力が求められる作業が続くため、体がおのずと鍛えられます。まだ本格的な鳶職人として仕事に就けないものの、将来に向けてジャンプするために力をためる、助走期間のようなものです。



・20~30代ではノウハウを蓄積し、資格も取得!

20~30代の鳶職人は足場の組み立てや解体に従事する、現場の花形のようなもの。特に20代半ば頃は、乾いた砂が水を吸うようにどんどんノウハウが蓄積される時期。仕事を覚えるごとに成果を出すことができて、足場工事の面白さを味わえます。


現場で活躍する一方で資格取得に励めば、現場責任者になるなどキャリアアップも見込めます。そして現場を管理できるようになれば、給与もアップ。さらにがっつり稼げます。

30代になれば、現場の管理や部下の育成を通じて、自己成長も期待できることでしょう。



・現場? デスクワーク? 転職? 選択を迫られる40代

40代も半ばになると、やや体力や判断が低下する傾向が。多くの鳶職人が現場から離れるようになり、デスクワークや管理職へ移行します。いわばこの時期は、キャリアの大きな分岐点。無理を押して現場で仕事を続けるか、管理職に転向するか、あるいは転職して新たなキャリアを築くか、選択を迫られる時期でもあります。



・50代以降

鳶職人が50代以降でどのようなキャリアを築くかは、40代での選択に大きく左右されます。もちろんそのまま現場で働き続ける鳶職人もいますが、体の衰えは40代以上に顕著。さらに多くの人が、デスクワークや管理職に移行することになります。

この時期の主な仕事は、業務管理や人材育成。キャリアを見つめ直して適切な選択をすることが求められます。




■現場を離れた鳶職人のセカンドキャリアの築き方とは?

ANZENの縁の下の力持ちとして働きませんか?


体力や判断力の低下を理由に現場を離れた鳶職人に、セカンドキャリアはあるのでしょうか?


一般的には、ドライバーなどの運送業や引越し業、不動産などの営業職に転職するケースもあると言われています。

しかしドライバーも高所作業と同じように体力・視力や鋭敏な判断力が不可欠ですし、引越し業も体が資本のようなもの。営業職で成功する人もいるという声もありますが、あまりにもこれまでの世界とかけ離れていて、現実的ではありません。


また50代で転職をして新しい世界でキャリアを築くというのも、並大抵の大変さではありません。

何もかもはじめての業界で一から仕事を覚え、自分よりキャリアの長い若手といっしょに仕事をするのは、正直、かなり厳しいものがあります。


そうはいっても会社には居場所がなくて……とお悩みの鳶職人には、同じ業界のなかで、これまでのキャリアを活かせる職場を探すのが得策です。


ANZENがおすすめしたいのは、鳶職人としてのキャリアを活かして現場のサポートに回ること。その一つが、機材センターでの管理業務です。


自社で資材を保有するANZENには機材センターがあり、足場資材の出荷準備や日々使用される足場資材の整理・整頓など、品質管理を徹底して行なっています。(ANZENを支える縁の下の力持ち!機材センターのお仕事とは https://www.anzen-support.jp/blog/column/135979


したがって鳶職人として培った知識や経験を存分に活かすことができ、高所作業や重労働なしに、足場の仕事にかかわることができるのです。


現場で立ち働く職人と同じように、皆勤手当や通勤手当なども支給しているので、定時に出勤し、ふつうに働いているだけでプラスアルファの収入を得られます。(こんなにもらえる⁉ ANZENの手当をご紹介 https://www.anzen-support.jp/blog/column/126853


長野県上田市の株式会社ANZENは、現在、機材センターのスタッフを募集中。足場屋の経験のある方は大歓迎です!

もちろん、何かしらの資材整理等の経験がある方も、ぜひご応募ください。


ANZENは鳶職人出身の代表がいち早く働き方改革に着手し、足場鳶の仕事に携わる皆が、プライドをもち、充実して働けるように懸命に取り組んできた会社です。

したがって、鳶職人のセカンドキャリアにも大きな関心を寄せています。

若くて体力のある時だけ会社のために活躍してもらう……というのは、ナンセンス。

ベテランだからこそできる仕事は、たくさんあります。

意にそぐわない仕事に就いて、磨き抜かれた眼やセンスを無駄にするのではなく、長年慣れ親しんできた足場の世界で、ぜひ活躍し続けてほしいと考えています。


福利厚生も充実しており、各種保険や手当に加え、社員1人1人が働きやすい環境を整えているのがANZENの強み。ぜひお気軽にご連絡ください。


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