建設業は熱中症が怖い?ここまで進化した熱中症対策をご紹介!  

皆さん、こんにちは。長野県上田市を拠点に、県内全域で足場工事や仮設工事などを手掛けている株式会社ANZENです。


建設現場と聞くと、夏はとくに「炎天下で汗だくの肉体労働」というイメージをもつ人も多いのではないでしょうか。近年は7月〜9月にかけて気温35℃を超える日も多く、過酷な環境下で作業することになるため、現場では熱中症のリスクが常につきまといます。


厚生労働省が毎年発表する「職場における熱中症による死傷災害の発生状況」によると、建設業は全産業の中で熱中症による災害件数がとくに多い業種のひとつです。2023年の調査でも、熱中症が原因で休業や死亡に至った例が複数報告されています。


では、そうしたリスクに業界全体はどう向き合っているのでしょうか?実は、建設業界ではここ数年で「熱中症対策」が急速に進化しているのです。


参照:厚生労働省「職場における熱中症による死傷災害の発生状況



■ここまで進化している!建設業界の熱中症対策



参照:厚生労働省「職場の熱中症対策」より


まずは建設業界の熱中症対策の現状について解説します。



参照:厚生労働省「職場における熱中症対策の強化について」より


◆1. 2025年6月から「WBGT測定と措置」が義務化に!

建設業界における熱中症対策は、2025年6月から法律によって義務化され、現場の安全管理は新たな段階に入っています。厚生労働省の改正「労働安全衛生規則」では、屋外作業を伴う業種(建設業、警備業など)において、気温や湿度だけでなく、WBGT値の測定と対策実施が義務化されました。


対象業種は建設業、警備業、造園業、製造業(屋外作業を含む)などで、WBGT(暑さ指数)の定期測定や記録の保管、WBGT値に応じた措置の実施などが義務化されています。具体的には、作業時間の短縮や休憩の追加、水分・塩分の補給、作業強度の調整、空調服の使用推奨などの措置などが求められています。



この制度により、「なんとなく暑いから休む」などの感覚的なものではなく、科学的根拠に基づく安全管理が必要になりました。これまで努力義務だったWBGT対策が法的義務となったことで、企業側の責任も明確になっています。


◆2. 空調服・冷却ベストなど「冷やす装備」の導入も進む

法改正を受けて、熱中症リスクの高い建設現場では、作業員への空調服(ファン付き作業着)や冷却ベストの支給が進んでいます。「WBGT値が高い日には空調服を義務装備」とする現場も増えています。


◆3. ICTやウェアラブル端末の活用で“見える化”も

作業員がウェアラブル端末(スマートウォッチやスマートバンド)を装着して体温や心拍数を常時モニタリングし、熱中症の初期症状をデバイスが自動検知してアラートが発信される仕組みを導入している企業もあります。


◆4. 声かけ・チェックリストによる「現場の見守り」も重要に

制度上の義務とは別に、「朝礼での体調確認」や「声かけ運動」などの取り組みを導入している企業も多いです。毎朝の体調記録や異常の早期発見・離脱判断、昼休憩の前倒しや延長など、現場での柔軟な対応も積極的に取り入れられています。


こうした制度や人の目を組み合わせた熱中症対策のハイブリッド化が、業界スタンダードになりつつあります。



■ 「建設業=危険・キツい」の時代は終わった?



ANZENの取組みより


かつて建設業といえば、「3K(キツい・汚い・危険)」のイメージが強く、若い世代から敬遠される職業のひとつでした。しかし、現在では労働環境が大幅に改善されつつあります。


◆法改正により、「労働者を守る仕組み」が義務化された

2025年6月から施行された労働安全衛生規則の改正により、作業時間や作業強度、休憩、装備の調整が義務化されたため、各現場で労働者を守る仕組みが整備されています。


◆働く人の“健康と家族”を守る姿勢が企業の信頼に直結

労働者が安心して働ける環境を整えることは、企業にとっても人材確保・定着という観点からも重要な課題のひとつです。空調服や冷却装備の全員支給、作業員の体調モニタリング、作業強度の調整や休憩の確保、希望休制度や家族手当などの福利厚生の充実などの対策や制度を整えることで、労働者の安心感や企業の信頼が向上することにもつながっています。


◆「一生モノの技術」で人生設計ができる

建設業は、資格やスキルが収入アップに直結する明確な評価制度が整っています。たとえば、「足場組立作業主任者」や「高所作業車運転者」など、現場で必要とされる資格を取得すれば、給与アップや役職昇進など、キャリアの可能性が広がります。資格取得支援制度が整備された企業も多く、未経験者でも学びながらスキルを習得することが可能です。


◆未来の建設業は、“安心して長く働ける業界”に進化中

建設業界は、過酷な労働環境から労働者を守り、快適で安全かつ合理的な働き方ができる職場へと進化しています。


「キツそうだからやめておこう」と敬遠するのではなく、「成長できる業界かもしれない」と、一度目を向けてみてください。きっと、今までのイメージとは違う建設業の姿が見えてくるはずです。


下記にて弊社社員の声も公開しているので、ぜひご覧ください。

社員の声はコチラ


採用情報はコチラ


ANZENの働き方はコチラ



■ 安全・安心を大切にする足場会社【ANZEN】で働くという選択



「実際に安心して働ける会社はどこか?」と考えたときにおすすめしたいのが、長野県に拠点を構える足場会社ANZEN(アンゼン)です。


ANZENでは、建設業界全体のトレンドを敏感にキャッチし、「働きやすさ」「安全性」「待遇」の三拍子がそろった現場環境を実現しています。


◆未経験でも安定収入!月給制を採用

多くの足場会社が「日給制」であるなか、ANZENは安定した月給制(月給25万〜50万円)を導入しています。雨天で現場が中止になっても給与が減らないため、生活の不安を抱える必要がありません。


◆働きながら「資格取得」も可能!

足場業務に役立つ国家資格の取得費用も、全額会社負担です。試験費用や講習費だけでなく、受験日は勤務扱いで交通費も支給するなど、サポート体制が整っています。


取得可能な主な資格は、「足場組立等作業主任者」「高所作業車運転者」「フルハーネス型安全帯使用作業特別教育」などです。


◆希望休制度あり!プライベート重視の働き方

ANZENでは「働きたいときに働く、休みたいときに休む」というスタイルも応援しています。現場の調整次第で希望休の取得も柔軟に対応しています。


「建設現場は暑くてしんどそう」「体力勝負の職場だから、自分には無理かも」と思っている方こそ、ANZENの職場環境をぜひ一度ご覧いただきたいです。熱中症対策や働きやすさがここまで進んでいる今、建設業は「厳しい職場」から「安心して働ける環境」へと大きく進化しています。


あなたの“はたらく”を、ANZENで変えてみませんか?


未経験からのスタートでも、経験者として次のステップを目指す方でも、ANZENには「やりがい」と「安心」が両立できる環境があります。


足場の世界は、奥深く、そして進化し続けています。一緒に、安心して働ける未来をつくりましょう。


詳しい求人情報はコチラ


弊社社員インタビューも公開中!ぜひご覧ください。


株式会社ANZENは、創業以来、安全第一の理念のもと、高品質な足場工事を提供してきました。2024年4月の労働安全衛生法の改正により、高さ1m以上の高所作業においても本足場の使用が義務化されます。株式会社ANZENでは、この改正を機に、さらなる安全性の向上に向けた取り組みを強化しています。


また、株式会社ANZENでは、安全意識の向上を図るため、社員一人ひとりの声を大切にしています。現場で感じた課題や改善点を、積極的に意見として取り入れることで、より安全な職場づくりに努めています。


少しでも興味のある方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。