建設業の安全は「アサガオ」が守る!足場工事の安全対策と未経験から始める足場職人の魅力  

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皆さん、こんにちは。長野県上田市を拠点に、県内全域で足場工事や仮設工事などを手掛けている株式会社ANZENです。


「建設業の安全対策」と聞くと、どのようなものが思い浮かびますか? ヘルメットや安全帯など職人が身につけるものはもちろん、実は、現場全体を覆う足場にも、職人や通行人、近隣住民の安全を守るためのさまざまな工夫が凝らされています。


この記事では、建設現場の安全対策に不可欠な足場に取り付ける「アサガオ」という資材の役割を解説します。さらに、私たち長野県上田市を拠点とするANZENが扱う珍しい資材もご紹介します。建設業の最前線で安全を守る足場職人の仕事内容や、未経験からでも安心して始められる理由についても触れていますので、ぜひ最後までご覧ください。



■建設業における安全対策の重要性とその責任



建設業は、ほかの産業と比較すると事故のリスクが高いとされています。高所での作業や重量物の運搬、重機の使用など、一歩間違えれば重大な事故につながる危険が常に潜んでいます。


建設現場における安全対策は、現場で働く人々の命と健康を守り、近隣住民の安心と安全を確保するための、最も重要な責任です。安全な現場は、働く人々のモチベーションと作業効率を向上させ、高品質な建物を創り出すことにもつながります。


◆「建設現場全般」安全衛生のポイント

建設現場全般における安全衛生のポイントは、以下の6つです。


・安全衛生教育の主体

新たに雇用された労働者に対しては、まず業務の安全衛生を説明します。また、現場の作業に入る前には現場ごとの状況や危険箇所、ルールを現場作業員に伝えることも重要です。協力会社が労働者を現場に派遣する際には、派遣前に「送り出し教育」も実施されます。


また、移動式クレーンなどの危険作業を行うためには、法定免許や技能講習、特別教育が必要です。


・正しい服装と保護具の着用



保護帽はあご紐をしっかり締め、顔や首に手ぬぐいを巻かないようにします。墜落制止用器具(フルハーネス型の安全帯)を正しく装着し、安全靴、安全地下足袋など、現場に合った履物を着用します。安全装備は、正しく装着することはもちろん、装備が清潔かつ体に合っていることも重要なポイントです。


さらに、保護メガネや手袋、マスク、耳栓など、作業内容に応じた保護具も必要です。


・現場ルールの遵守

安全通路の使用や重機周辺への立ち入り禁止など、現場のルールを遵守することも安全を確保するためには重要なポイントです。昇降設備は指定されたものを使用し、体勢や動作にも注意します。後片付けや整理整頓を徹底し、安全な休憩場所を守ることも大切です。


・4S活動(整理・整頓・清掃・清潔)

4S活動とは、整理・整頓・清掃・清潔を徹底する取り組みのことをいいます。現場の安全は、環境の整備が何よりも重要です。とくに、つまずく物を置かない「整理整頓」は、転倒事故の防止に非常に効果的です。


・毎日の「安全施工サイクル」



現場の安全を守るために、以下のような流れが推奨されています。


1.前日の巡視報告と当日の安全指示、体操

2.危険予知(KY)ミーティング・新規教育

3.機械・工具・作業箇所の安全点検

4.作業所長による安全パトロール

5.作業の進捗と安全管理の指導・監督

6.翌日工程や課題の確認

7.4S活動で現場環境の維持


・現地KY活動(危険予知)

実際に作業する箇所で、その日の作業に潜む危険を事前に予測し、「自分事」として考えて指示者も含めチーム全員で共有・対策します。


参照:厚生労働省「共通「建設現場全般」安全衛生のポイント」より


私たちANZENは、単に足場を組むだけでなく、「安全のプロフェッショナル」として、建設現場で働くすべての人々の命を守る役割を担っています。そんなANZENでは、働きやすい環境づくりにも本気で取り組んでいます。経験不問ですので、体力に自信があって稼ぎたい方はお気軽にご連絡ください。


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■建設現場の安全に欠かせない「アサガオ」とは?



皆さんは、高層ビルの工事現場で見かける、建物の外周に張り出した緑色のネットや板をご存知でしょうか? これが、建設現場の安全対策に不可欠な資材「アサガオ(朝顔)」です。


◆アサガオの役割と重要性

アサガオとは、上層階での作業中に誤って落下した工具や資材、破片などが、地上の通行人や車両、近隣の建物にぶつかるのを防ぐための「防護棚」です。形状がアサガオの花に似ていることから名付けられました。


アサガオの設置は、労働安全衛生法や各自治体の条例によって義務付けられている場合がほとんどです。とくに、歩道や道路に面した現場では、通行人や車両の安全を確保するためには欠かせない設備です。


わずかな工具の落下でも、高層階からでは大きなエネルギーとなり、地上にいる人に致命的なケガを負わせてしまう可能性があります。アサガオは、そのようなリスクを未然に防ぎ、現場の安全を確保する上で重要な役割を担います。


アサガオの効果を最大限に発揮するためには、工事の進捗に合わせて設置場所を変えたり、落下物を確実に受け止められるように一定の角度(傾斜)をつけて設置したりするなど、足場職人の高い技術と知識が求められます。


◆ANZENで提供している「アサガオ」を紹介します!

ANZENで提供している「アサガオ」の種類とその特徴について解説します。


・くさび緊結式次世代シーアサガオ「SpeeK」



当社のオリジナル金具は、支柱のポケットに金具のくさび部分を掛けるだけです。従来品と比較して「安全性」「効率性」が大幅に改善されています。


※「1枚/1スパン」での設置になります

※7.4kg/1スパン


・アルミ朝顔



FRPの面材を使用したアルミ朝顔です。


※FRPは「6枚/1スパン」での設置になります

※1枚5kg×6枚=30kg/1スパン


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■ANZENでは共に働く仲間を絶賛募集中です!



建設業というと、「きつい」「危ない」というイメージをもっている方も少なくありません。しかし、ANZENはその常識を変えるために、社員一人ひとりが 安心して長く働ける環境づくりに力を入れています。


◆1. ワークライフバランスを大切に

業界では珍しく、年間休日は105日以上あり、さらに毎月3日は「希望休」が取得可能ですので、プライベートの時間や、友人や家族との予定も大切にできます。仕事だけでなくプライベートも充実させたい方にぴったりの職場です。


◆2. 安心のサポート体制

未経験で入社する社員が多いのもANZENの特徴。入社後は、先輩が一から丁寧に教えるだけでなく、必要な資格は会社が取得費用を全額負担で取得できます。「経験がないから不安…」という方も、安心して新しい一歩を踏み出せます。


◆3. 仲間と一緒に成長できる

現場の関わりだけでなく、BBQや忘年会、安全大会など、社員同士の交流も盛んです。「仕事のときは真剣に、オフのときは楽しく」とメリハリがある職場だからこそ、仲間との一体感を強く感じられます。


◆4. 頑張りをしっかり評価

ANZENでは、日々のがんばりが給与や手当として正当に評価されます。皆勤手当や資格手当はもちろん、残業代も1分単位で支給するなど、「努力が形になる」からこそ、やりがいを実感できます。


◆5. 将来のキャリアも安心

職人として技術を磨くだけでなく、独立や管理職 を目指すことも可能です。将来を見据えたキャリアパスが用意されているので、「一生ものの技術を身につけたい」「自分の会社を持ちたい」という夢もサポートいたします。


ANZENは、ただ働くだけの場所ではなく、人生を豊かにしてくれる場所 です。


未経験でも大丈夫。あなたの「挑戦してみたい」という気持ちを、仲間と会社全体で全力で応援します。


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株式会社ANZENでは、創業以来、安全第一の理念のもと、高品質な足場工事を提供してきました。2024年4月からは、労働安全衛生法の改正により、高さ1m以上の高所作業においても本足場の使用が義務化されます。弊社ではこの改正を機に、さらなる安全性の向上のための取り組みを強化しています。


また、株式会社ANZENでは、安全意識の向上を図るため、社員一人ひとりの声を大切にしています。現場で感じた課題や改善点を積極的に意見として取り入れることで、より安全な職場づくりに努めています。


あなたもぜひ、株式会社ANZENで一緒に働いてみませんか?