足場板の材質徹底比較!慎重な足場板選びが現場の安全を守る!

皆さん、こんにちは。長野県上田市を拠点に、県内全域で足場工事や仮設工事などを手掛けている株式会社ANZENです。


建設現場の安全を守るために欠かせない存在である足場には、さまざまな部材が使われています。そのなかでも今回は足元に敷いて使用する「足場板」について、種類やコスト、選び方のポイントなどについて解説します。安全な現場環境の実現のためにも、ぜひ参考にしてみてください。




■足場板とは?



足場板とは、足場で使用する部材のひとつで、足元に敷いて使用する板のことを指します。高所作業の際に作業員の体重を十分に支えられるよう、高い強度で作られています。足場材の材質にはさまざまな種類があり、それぞれの特徴を理解したうえで、使用する場所やコストなどに応じて適切なものを選ぶことが重要です。


一般的にはアルミ製や鋼製、合板製、木製などの種類があり、木製の場合は杉材やカラマツ材などがよく使われています。長さは約2メートル程度、厚みは3cm程度、幅は20〜25cm程度のものがよく使用されます。




■足場板の材質は様々!


足場板にはさまざまな材質があり、強度や重量、耐久性などに違いがあります。前提として、必ずしも耐久性が高ければよいというわけではなく、それぞれの特徴を理解したうえで、現場に合った足場板を選択することが重要です。


ここでは「アルミ製足場板」「鋼製足場板」「合板足場板」「木製足場板」の4つについて、それぞれの特徴を解説します。



・アルミ製足場板


アルミ製足場板は、軽量で耐久性に優れているのが特徴です。軽量なので持ち運びしやすく、施工効率もよいため、扱いやすいのがメリットといえます。また、耐久性や防錆性にも優れており、腐食にも強いため、屋外での利用や長期間の利用にも適しています。



・鋼製足場板(スチール製)


鋼製足場板は、ほかの足場板と比べてもとくに耐久性が高く、たわみが少ないため、重量物の運搬や大人数の作業員の立ち上がりにも適しています。錆びにくく腐食に強いためメンテナンスも容易で、長期間の利用にも適しています。ただし、ほかの材質と比べると価格は高めです。



・合板足場板


合板足場板は、木材と樹脂で作られた足場板のことを指します。金属と比べると軽量で扱いやすく、運搬や設置がしやすい点が大きなメリットです。また、防腐剤が塗布されている場合が多く、腐食しにくく比較的長期間利用できます。滑りにくい加工がされているため、安全性も高いです。



・木製足場板


木製足場板は、主に杉材がよく使用されています。杉足場板は、滑りにくいため、作業員の安全性を確保しやすいのが大きなメリットです。また、加工がしやすいのも大きな特徴です。価格も安く、入手しやすい点も導入しやすいポイントといえます。




■初期投資vsランニングコスト:材質ごとの経済性と耐久性の徹底比較



足場板にはさまざまな種類があるため、選定する際には1枚あたりの単価、つまり初期投資にどのくらいかかるかを重視するケースも多いでしょう。しかし、その後の運用コストまで視野を広げて長期的に考えなければ、いくら初期投資が少なく済んでも最終的にコストがかかってしまうことになります。


たとえば、木製足場は安価で初期投資を抑えられる反面、腐食や割れが生じやすいため頻繁な交換が必要になる場合もあります。いくら単価が安くても、結果的に修繕費や再購入費、さらに交換作業の人件費などがかかることになれば、最終的にはかなりのコストがかかる場合もあるでしょう。


一方で、鋼製足場板やアルミ製足場板は単価が高めで初期費用はかかるものの、耐久性に優れているため、長期間使用することが可能です。また、メンテナンスも比較的容易なため、交換や修繕にかかる費用を抑えることにもつながります。


目的やコストに応じた足場板を選ぶためには、各材質の耐用年数や現場での損耗率、保管や運搬時の扱いやすさなどをしっかりと理解したうえで、総合的に判断することが重要です。数年単位でトータルコストを見極める「ライフサイクルコスト」の意識が、材質選びには欠かせません。




■作業効率と安全性がポイントに!



適切な材質の足場材を選ぶことは、作業員が安心して作業できる環境を提供することにつながります。足元の安心感は心理的な安心感に直結するため、集中力が向上することでヒューマンエラーの抑制につながり、作業員の安全確保や作業効率の向上にもつながるといえます。


また、軽量なアルミ製足場板は扱いやすいため、運搬や設置、解体作業の負担を軽減することが可能です。作業時間の短縮や人件費の削減にもつながるでしょう。


反対に、足元が不安定になると、作業員は安心して作業を行えなくなってしまいます。たとえば反りや割れが生じやすい材質や雨天時に滑りやすい材質などは、足元が不安定になってしまい、作業員は心理的に不安を感じてしまうでしょう。集中力や作業効率が低下するとミスや事故につながる恐れがあり、大変危険です。


それぞれの材質の特性を十分に理解したうえで、現場環境や作業内容に応じて適切な足場板を選択することが重要です。最適な足場板を選択することで、安全性と効率性を高めることにつながります。




■慎重な足場板の選択で企業信用・ブランディング効果にも!


適切な材質を選んで安全な現場を提供することは、作業効率の向上にもつながり、取引先からより信頼されるようになるでしょう。安全性や効率性、美観などに配慮した高品質な足場板を選定し、常に整備された環境を提供することは、企業としての信頼度の向上につながります。


取引先や従業員はもちろん、地域社会に対しても、安全や品質にこだわる企業としてのイメージが定借することで、企業のブランディングにもつながるでしょう。


株式会社ANZENは、長野県上田市を拠点に、県内全域で足場工事や仮設工事などを手掛けている会社です。弊社は創業以来、安全第一の理念のもと、高品質な足場工事を提供してきました。


2024年4月からは、労働安全衛生法の改正により、高さ1m以上の高所作業においても本足場の使用が義務化されています。株式会社ANZENでは、この改正を機に、さらなる安全性の向上に向けた取り組みを強化しています。


また、株式会社ANZENでは、安全意識の向上を図るため、社員一人ひとりの声を大切にしています。現場で感じた課題や改善点を、積極的に意見として取り入れることで、より安全な職場づくりに努めています。


株式会社ANZENでは年間休日が105日、希望休制度を導入しておりますので、プライベートを充実させたい場合も安心して働ける環境です。


また、日当制が一般的であるこの業界ですが、ANZENでは月給制で給与をお渡ししています。悪天候などに左右されることなく安定した月給を導入することで、従業員スタッフが安心して働ける環境を整えています。皆勤手当や無遅刻手当もありますので、がんばった分だけ還元されるのも弊社の大きな特徴です。


未経験からスタートしても安心して現場で活躍できるよう、教育制度も整えておりますのでご安心ください。足場の組立に関する内容はもちろん、フルハーネス特別教育や自社資材ヤードでの研修など、現場に出る前に丁寧な研修を行っております。


あなたもぜひ株式会社ANZENで一緒に働いてみませんか?興味のある方は、お気軽にご連絡ください。



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